第一回 合気道 | 荒木竜二郎御身体治療院

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先日合気道講座楽しい時間だったと思います(笑)

合気道って人間の精神的部分と肉体的部分を表現できる素晴らしい教えだと思うんですよね。

 

今回の合気道のテーマとして

合気道という技法を使った身体とのコンタクトであって俗に言う合気道の演舞を目的としない。

合気道の技法とは身体の運び、使い方、力の受け方と伝え方。

特に今回は力を受けるに視点をおいて行いました。

それによって対する相手と自分との尺度を知ることが出来ます。

人間の『間』という表現の通り人と人との間に大切な情報がある。

『心』がそこに表現されるのです。

先日もそれぞれの方々の『個性』がそこに出ていました。

手首を掴む動作一つにしても、急にすごい力で握る人、鷲掴みのように指先まで力の入る人。

物凄く柔らかく掴む人。

それだけでも相当な『心』がそこに込められるわけです。

その先は無理やり倒そうとする。なんとか倒そうとする。防御反応を起こしているのにそれでも倒そうとする。

でも合気道は『倒す!』ではなく『崩す』の向こう側に『倒れる』『受身を取らざるを得ない』になるわけです。

合気道は『相手との尺度によって自らを感じて自らを律する』

勝敗や強い弱いに拘るのではなく、身体の使い方が『上手』か『下手』か。

相手との『同調』が上手か下手か。

この『同調』がしっかりと出来ることが基本。

『同調』ができれば『崩す』事も『切る』ことも上手に出来るようになります。

『正しい姿勢でいればすべてコントロール出来る。』ですね。