水素について | 荒木竜二郎御身体治療院

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こんにちは!受付の斉藤です。

前回の『水素』について読んでいただけましたか?今回はその中でも書かせていただいた『活性酸素』についてもう少し詳しく書いてみたいと思います。

『活性酸素』といってもじつは悪いものばかりではないのです!『活性酸素』は『スーパーオキシドラジカル』→『過酸化水素』→『ヒドロキシルラジカル』と変化しますが、微量のスーパーオキシドラジカルや過酸化水素は運動によって発生した『活性酸素』を消す役割をしてくれます。その他にも血管を作るためや血管の拡張、神経機能、体にバクテリアが侵入した場合にも『活性酸素』はそれを殺そうと一役かってくれます。このことから全ての『活性酸素』が悪者ではなく、『活性酸素』の中にも善玉と悪玉がいるのです。

そして良く『悪玉活性酸素』と言われているのはもっとも酸化力の強くもっとも反応性が強くタンパク質や脂質、糖質などあらゆる物質に反応し、細胞を破壊、タンパク質やDNAまで破壊する恐れのある『ヒドロキシルラジカル』のことを指しているのです。

このヒドロキシルラジカル=悪玉活性酸素は最も破壊的で細胞障害をももたらします。

『悪玉活性酸素』が原因と思われる病気は発ガン、リュウマチ、白内障、パーキンソン病、自己免疫不全、喘息、糖尿病、認知症、アトピー性皮膚炎、胃潰瘍、便秘、肩こり、加齢臭、しみ、しわ、たるみ、心筋梗塞、白血病…など実に多岐にわたります。

しかし、私達は呼吸している以上は仮に3秒に1回500ccの呼吸をするとして、吸気の中に酸素は約21%ありますが、呼気には16%しかないと言われているので、その差5%、1回の呼吸で25ccの酸素が体内に取り入れられるとすると1日に換算すれば(1日の呼吸数は約2880回)720リットルの酸素を体内に取り込んでいるのです。そして、その2~3%が『活性酸素』になると言われているので、実に14リットル以上の『活性酸素』を毎日体内に発生させてることになるのです!!

この1日14リットル以上にもおよぶ『活性酸素』をいかに無害にして体外に排出していくか(このことについては前回の水素についてを是非読んでみてください!)が、これから元気で楽しく毎日を過ごしていくために必要な課題になりそうですね。